大阪府堺市「いちごの堺」のブログ

現在の桃薫。

極晩生の品種で、いちごの堺では一番果実が出来るのが遅い品種です。

少しですが、開花してきました。

最初に開花した桃薫。

現在では、未熟ながら果実が大きくなってきました。

品種は『かおり野』。

『紅ほっぺ』『さちのか』などに比べると熟しても薄い赤色が特徴です。

今シーズン防草シートを新品に張り替えた中空構造栽培槽のハウス。

いちごさん達。

今シーズン栽培システムを新式の吊り式に変更したハウス内

少しですがいちごが実のり始めました。

早生の品種のみからですが、いちごが順調に生育していけば１２月初旬からのいちご狩りを開園出来そうです。

中空構造栽培槽のビニールハウス。

防草シートが傷んできましたので新品に交換しました。

小泉製麻株式会社様が開発した『ルンルンシート・白ピカ』

ロール状に巻いてあります。

施工風景。

施工終了まで２日かかりました。

この『ルンルンシート・白ピカ』経済産業省の『関西ものつくり新撰２０１６』に選ばれた逸品です。

メーカー詳細情報　http://www.koizumiseima.co.jp/product/pdf/runrun.pdf

一部ですが『よつぼし』の開花が始まりました。

今年で５年目を迎えた防草シート。

過酷な環境により痛んできました。

所々、破れが目立ちます。

新品の防草シートに交換しました。

古い防草シートは紫外線による劣化から黒色が灰色へ変色しかけています。

防草シートは、長い釘を地面に挿して固定しています。

いちごの堺では、いちご狩り開園前まで捕虫シートを全てのビニールハウスに取り付けます。

目に見えないくらい小さい害虫(アザミウマ・コナジラミ)を粘着力により捕まえます。

結構効果あるみたいで黄色に集まる習性(花が黄色なので害虫は黄色が好きです)を利用しています。

難点は、時々『ミツバチ』さんも引っかかることです。

美観の事もありますので、いちご狩り開園前に撤去予定です。

取り付け作業後の様子。

いちごの堺ではいちごの果房折れ防止用に白色のネットを被覆しています。

最近の日照不足には悩まされています。

ここ１０日以上太陽光がありません。この１０月の異常気象は就農以来初めてです。

このままの天気が続きますと、いちごの花芽に影響が心配されます。

本日のいちごの風景。